カテゴリー「企業事例」の記事一覧

SDGs視点からの疑問。何故ステンレスボトルが売れないのか?

2019-03-07 10:09 am

先日、象印の「ステンレスボトル戦略」という記事がありました。象印の連結売上高は2015年をピークとして3期連続の減収で、純利益も17%減るなど業績は振るわない。その原因は、海外売上高の約4割を占める中国市場の景気減速に伴い、白湯の保存容器として使われるステンレスボトルなどの販売が伸び悩んでいることなど。それを踏まえ象印は、海外戦略を見直し、欧州でステンレスボトルの高級モデルを発売。また、ステンレスボトルの普及していないインドに進出し、オフィスへの冷たい飲み物の持ち込み、カレーの保温などのニーズを満たすことを狙う、というものです。

キリンvsアサヒ、CSVで分かれた戦略

2019-02-25 09:22 am

2月14日、キリンホールディング(HD)とアサヒグループホールディングス(HD)が同日に中期経営計画を発表しましたが、その内容は、大きく分かれています。キリンが健康領域に積極投資するのに対し、アサヒはビールのブランドを強化する内容となっています。CSVへの対応が、その違いを生み出しています。

注目されるサーキュラー・ビジネスモデル「LOOP」

2019-02-21 09:44 am

サステナビリティ業界界隈では、サーキュラー・エコノミーの取組みとして「Loop」が話題になっています。今年のダボス会議で、サーキュラー・ビジネスの注目企業テラサイクルが発表した、詰め替え容器で飲料、洗剤やおむつなどを宅配し、使用後に容器を回収して再利用する循環型の宅配サービスです。

SKグループの取り組みと事業の社会的価値を測定する意義

2018-11-12 10:05 am

先日の日経フォーラム「世界経営者会議」で、韓国SKグループ会長の崔泰源氏が非常に興味深い話を語っています。SKグループは、社会とともに成長すること、「持続可能な幸せづくり」を経営哲学としているとし、さらには、ハイパーコネクテッドな市場における関係づくりには、経済的価値だけでなく、社会的価値を創出し顧客に伝えることが必要になっているとしています。そして、SKグループでは、社会的価値創造のために、4つのアプローチをとっています。

ナイキの戦略的「社会課題対応ブランディング」

2018-10-18 09:12 am

米国で、ナイキの広告キャンペーンが大きな話題となっています。ナイキは、ブランドを象徴するキャッチフレーズ「Just do it」の30周年を記念して開始したキャンペーンで、テニスのセリーナ・ウィリアムズ選手などとともに、2016年に人種差別に抗議してNFLの試合前の国会斉唱の際に起立を拒否し、実質的にNFLを追放されたコリン・キャパニック氏を起用しました。広告では、キャパニック氏のアップの白黒写真に、「何かを信じるんだ。すべてを犠牲にすることになったとしても。”Believe in something. Even if it means sacrificing everything.”」という言葉を重ねています。

世界を変えるテクノロジーとしての昆虫

2018-10-11 01:58 pm

以前ブログで、インポッシブル・フーズCEOが、動物を、植物を食肉に変えるテクノロジーと考え、「インポッシブル・フーズは、2035年までに食物生産のテクノロジーとしての動物を不要にする。」というビジョンを掲げていると書きました。

たばこ会社のCSV-原材料の可能性を追求する

2018-09-19 06:21 pm

SDG3.a「すべての国々において、たばこの規制に関する世界保健枠組条約の実施を適宜強化する」。方法を示すアルファベット項目であり、たばこを直接規制するゴールではありませんが、たばこ会社にとって、健康面を中心とした社会課題にどう対応していくかは、死活問題です。以前書いたブログでは、電子たばこや加熱式たばこから技術を展開し、テクノロジー&サイエンス企業となる可能性を示しました。

Change the World List 2018。47~57位の紹介

2018-09-10 08:56 am

”Change the World List 2018”にリストアップされている企業の取り組み紹介第5弾、最終回です。47位は、アディダスです。このブログでも紹介している海洋プラスチックごみを素材とするシューズの販売が評価されています。1足あたり11個のプラスチックボトルに相当するプラスチックごみを使ったシューズを100万足販売しています。アディダスは、シューズ以外にも、海洋プラスチックごみ製のサッカーのユニフォームやパーカーを販売しています。

Change the World List 2018。36~46位の紹介

2018-09-06 09:17 am

”Change the World List 2018”にリストアップされている企業の取り組み紹介第4弾。36位は、シンガポールの配車アプリ企業グラブです。今や100億ドルの企業価値のあるグラブは、タクシーサービスを安全にするだけでなく、ドライバーに魅力的な仕事を提供しています。東南アジア8カ国の200万人以上のドライバーがグラブを使っており、地域の平均より32%以上高い収入を得ています。グラブは、さらに、金融サービスにも進出し、保持するデータをドライバーの保険に活用し、クレジットスコアによるマイクロローンにも活用しています。グラブのモバイル支払いアプリ(グラブペイ)は、銀行にアクセスできていない70%の東南アジアの人々に、生活のために重要なソリューションを提供しています。

Change the World List 2018。24~35位の紹介

2018-09-03 08:55 am

”Change the World List 2018”にリストアップされている企業の取り組み紹介第3弾。24位は、アップルです。アイフォンは、この10年で人類の行動を大きく変えました。また、アップルのエコシステムは、アプリ開発者などに幅広く富を分配しています。さらに、アップルは、個人情報保護、CO2排出など、自社事業に関わる社会課題の対応にも積極的で、自社の巨大な影響力に見合った責任を果たそうとしています。

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