カテゴリー「書籍紹介」の記事一覧

気候変動ソリューションの効果を定量的に示した野心的な書籍「Drawdown」

2017-05-04 10:45 am

サステナビリティ関係の名著「自然資本の経済」の著者ポール・ホーケン氏が、最近「Drawdown」という、野心的な書籍を発行しました。気候変動に対する80のソリューションについて、概要に加え、2050年までのCO2排出削減貢献量、費用対効果を定量的にしましています。書籍に関連するウェブサイトでも各ソリューションを紹介しています。

「サーキュラー・エコノミー」-デジタル時代の成長戦略-

2016-12-27 09:50 pm

サーキュラー・エコノミーの初の本格的書籍ではないかと思われる「サーキュラー・エコノミー」の内容を紹介します。原題は、”Waste to Wealth – The Circular Advantage”で、同書が提唱するアプローチは、「無駄」を「富」に変えることです。これにより、2030年までに新たに4兆5000ドルの経済価値を生み出せるとしています。

<インターネット>の次に来るもの-未来を決める12の法則

2016-12-19 09:03 am

AI、VR、IoT、ビッグデータ、ブロックチェーン、自動運転、3Dプリンタ・・・。ここ数年で、デジタル・テクノロジーの進化と新しい動きが目立つようになり、第4次産業革命とも言われています。こうしたデジタル・テクノロジーがどう進化し、将来的に社会をどう変えていくのかは不確実です。しかし、WIREDの創刊編集長だったケヴィン・ケリー氏は、「今後30年に起きるプロダクトやサービスの一般的なトレンドについては、いまでも見えている。その基本形は、いままさに世界中に行き渡りつつある新しいテクノロジーの方向性に根ざしている」として、近著「<インターネット>の次に来るもの」(原題”The Inevitable”)でそれを「12の法則」に纏めています。

効果的な利他主義とサステナビリティ

2016-08-08 01:54 pm

最も影響のある現代の哲学者と言われるピーター・シンガー著「あなたが世界のためにできるたったひとつのこと」は、寄付などの社会貢献活動をどう効果的に行うかの考え方が中心の書ですが、サステナビリティやCSRの推進を考えるにあたっての様々な示唆も提供してくれています。

ビジネスとサステナビリティをどう統合するか?「ビッグ・ピボット」

2016-08-01 09:17 am

アンドリュー・S・ウィンストン著「ビッグ・ピボット」は、ビジネスとサステナビリティを統合するための10の戦略を網羅的に示しています。グローバル企業が中心ですが、事例も豊富で、この領域での戦略描画の参考となる好著です。

知られざる競争優位-ネスレはなぜCSVに挑戦するのか-

2016-04-11 08:52 am

ネスレのCSVを主導する会長ピーター・ブラベック氏の経営哲学を描いた書籍が日本語で出版されたので、早速読みました。原書は2009年に出版されているもので、少し古いのですが、ブラベック氏がどのような考えで企業を経営し、CSVを推進しているのかが良く分かります。ブラベック氏とは、以前、シェアード・バリュー・サミットでお会いしたことがあります。一見強面ですが、実際に話をしてみると親しみやすい感じの人でした。

CSVに「注目」を集める

2016-03-16 09:43 pm

情報技術の発達やコンテンツ作成の容易化などにより、世の中は情報に溢れています。一方で、人間の持つ時間は一定であり、注意力も限られています。こうした中、「注目」は希少資源になっています。CSVに関しても、特定の社会的課題に対する市場を創る場合には、当該社会的課題に対する消費者、政府などの「注目」、CSVでブランディングする場合には、CSV活動に対する「注目」が必要となります。

ビル・ゲイツ推薦の書籍「サステナブル・マテリアルズ」

2016-03-03 05:28 pm

「毎晩1時間ほど読書する。これは眠りにつくまでの過程なんだ」と語るビル・ゲイツ氏は、子どもの頃からの読書家で、自宅には個人図書館があり、1万4000冊以上の書物が愛蔵されているとされます。

限界費用ゼロ社会

2016-01-04 08:09 am

今回は、ジェレミー・リフキン著「限界費用ゼロ社会-<モノのインターネット>と共有型経済の台頭」の内容をご紹介します。資本主義システムの変化に関する書籍はいろいろありますが、本書籍では、テクノロジーの進化が限界費用ゼロ社会をもたらし、それにより企業の利益が消失して資本主義が衰退し、その跡継ぎとして協働型(コラボレーティブ)コモンズで展開される共有型経済(シェアリング・エコノミー)が2050年くらいまでに台頭してくるとしています。

「性善説の経営者」小林陽太郎

2015-09-21 11:48 am

今月5日に富士ゼロックス元会長、経済同友会元代表幹事の小林陽太郎氏が逝去されました。富士ゼロックスは、現在グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパンの代表理事として、日本企業による社会的課題への対応に尽力されている有馬利夫氏を輩出していますし、本業や人材育成支援などにより東日本大震災の被災地支援を継続支援するなど、社会的な取り組みに力を入れている企業です。その礎を築いたのが、小林陽太郎氏です。評伝から、その小林陽太郎氏の考えやその背景などをご紹介します。

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