カテゴリー「サステナビリティ論考」の記事一覧

ソーシャル・パーパスが求められる背景とCSV

2018-04-18 11:23 pm

企業がソーシャル・パーパスを掲げることが、これまでないほど求められるようになっています。CSVなどの仕事をしている立場からすると、当然必要なことなのですが、最近はビジネスのメインストリームでも、その必要性が感じられるようになってきているのではないでしょうか。FSGのMDのグレッグ・ヒルズ氏が、ソーシャル・パーパスが求められる背景を以下3つに纏めています。

TCFDとエクソンモービルのシナリオ分析

2018-04-09 09:26 am

パリ協定の影響は、かなり広がってきているように感じます。日本企業の方と話をしていると、現在でも、温暖化に懐疑的な意見もありますが、気候変動の原因や影響に関する科学的なファクト如何にかかわらず、世界は低炭素/脱炭素に向かっています。低炭素/脱炭素に向かう世界の潮流に先んじるくらいの意識がないと、新しい世界の枠組みの中で、日本企業のプレゼンス、競争力は低下します。

SDGsの食料・農業、都市分野の新しい市場。CSV的な「手ごろな価格の住宅」な

2018-04-02 09:05 am

SDGsとビジネスに関するレポートで最も良く引用される「より良きビジネス、より良き世界」では、「食料と農業」「都市」「エネルギーと材料」「健康と福祉」の4分野、60の領域で、2030年までに年間12兆ドルの市場機会が生まれ得るとしています。60領域は、4分野ごとに、潜在市場規模の大きい順に並べられています。

たばこ会社は、今後どう生き残っていくべきか?

2018-03-26 09:26 am

今年の初めに、フィリップモリスが英国の新聞広告で、2018年の豊富として「我々は、たばこを止める」と宣言しました。「毎年、多くの喫煙者がたばこを止めているが、次は自分たちの番だ」ということです。以前、パタゴニアが”Don’t Buy This Jacket”という広告を出して話題になりましたが、同じようなニュアンスの広告です。

アディダスの海洋プラスチックシューズが100万足売れている

2018-03-22 10:03 am

海洋プラスチックは、サステナビリティ課題の中でも、最近最も注目されているものの一つです。SDG14「海洋生態系保全」の主要課題であり、サミットの首脳宣言でも重要課題とされています。現在、海洋1平方キロメートル当たり平均で13,000個のプラスチックごみが見つかっており、2050年までには、海洋のプラスチックごみは魚類よりも多くなると報告されています。

女性のリーダーシップがSDGsを牽引する

2018-03-19 09:08 am

SDGsが出来たことの意義として、世界の政府、ビジネス、市民セクターが取り組むべき社会課題に関する共通目標、共通言語となっていることがあります。SDGsを共通目標として、コレクティブ・インパクトや各種のコラボレーションが進めやすくなっています。また、SDGsが出来たことにより、SDGsに関連する各種のレポートなどが出され、共通目標としての社会課題やその取り組みに関する情報が豊富になっています。情報が増えることで、CSVなどの取り組みのヒントになりますし、社内外を説得する材料にもなります。

課題と課題を結び付ける:炭素繊維リサイクルと気候変動への適応

2018-03-12 09:07 am

炭素繊維は、鉄の10倍の強度を持ちながら、鉄の4分の1の軽さで、航空機や自動車の軽量化により温室効果ガス排出削減に貢献する優れた素材です。風力発電のタービンなどにも使用され、年間10%ずつ成長しています。また、東レが1950年第から、赤字続きにも関わらず研究開発を継続して実現した、日本企業の継続力を生かした日本型CSVの代表例です。

パーパスを追求する企業の成長

2018-03-07 10:37 pm

このブログでも何度か紹介しているBコープの最近の調査で、「Bコープが平均的企業より28倍速く成長している」という結果が出ているとのことです。具体的には、英国で、Bコープ企業が2015年以降年率14%で成長しており、これは、0.5%の経済成長の28倍に当たるということです。日用消費財セクターでは、Bコープは2017年に21%で成長しており、英国における同業平均の3%を大きく上回っています。

各業界におけるESG視点でのSDGs優先課題は何か

2018-03-05 09:02 am

ESGのマテリアリティは、各企業の戦略や事業展開地域で少し違いはありますが、業界ごとに概ね共通しています。SASBが業界ごとにマテリアリティを定め、ESGインデックス評価が業界ごとに行われているのは、合理性があります。同様にSDGsの優先課題も、業界ごとに概ね共通しています。

戦略的にSDGsの優先課題を決定する

2018-02-26 04:23 pm

最近、経団連が企業行動憲章にSDGsを組み込んだことや、大手メディアやESG投資家がSDGsを引用することが増えていることもあり、企業のほうでもSDGsへの取り組みについて関心が高まっています。企業の取り組みとしては、SDGコンパスに沿って、ステップ1「SDGsを理解する」からステップ2「SDG優先課題を決定する」に進み、同時にステップ5「報告とコミュニケーションを行う」を実施している企業が増えています。

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