カテゴリー「サステナビリティ論考」の記事一覧

CSV/シェアード・バリュー経営論⇔サステナビリティ経営論

2019-03-29 04:20 pm

本ブログは、2012年1月に「サステナビリティ経営論」としてスタートし、2013年8月にブログのタイトルを「CSV/シェアード・バリュー経営論」に変更しました。そして、原則として、論考週2回、サステナビリティニュース週2回更新してきました。

CSVの考え方を身につけるにはどうするか

2019-03-26 10:28 am

CSVに関心を持ち始めて10年以上なります。2011年には、マイケル・ポーター&マーク・クラマーの論文が発表され、東日本大震災の被災地支援において企業やビジネスの役割も注目されたこともあり、CSVの考え方が一部で広まりました。最近は、SDGsやESGに関心が集まり、CSVという言葉がそれほど使われているわけではありませんが、社会価値と企業価値を両立させる、ビジネスの力で社会課題を解決する、社会課題を企業の競争力の機会とするといった、CSVの基本的考え方はさらに広まっています。

CSVコンサルタントが目指す、売上・利益と社会・環境問題解決のスパイラルアップ

2019-03-18 03:45 pm

3月15日、世界中で若者が学校をボイコットして気候変動をストップするための行動を要請する「学校ストライキ」が世界中で行われました。この運動は、昨年夏、スウェーデンの1人の高校生グレタ・トゥンベリ氏が行った抗議行動がきっかけとなり、世界に広まりました。「あなた方は、自分の子どもたちを何よりも愛していると言いながら、その目の前で、子どもたちの未来を奪っています」とCOP24で訴えかけた1人の高校生の行動が大きなうねりとなっています。1人の力で世界に大きな影響を及ぼすことができるのです。

3R、5Rを超えるサーキュラー・エコノミーをどう考えるか

2019-03-14 10:03 am

環境の取組みでは、3R(Reduce(抑制)、Reuse(再利用)、Recycle(再生利用))が使われてきました。最近は、Refuse(不要なものは買わない・もらわない)、Repair(修理して長く使う)も良く使われるようになっています。場合によっては、Return(購入先に戻す)、Reform(形を変えて別の用途に活用)、Rebuy(リサイクル品等の購入)、Regeneration(再生品使用)、Retrieve Energy(熱回収)、Reasonable management (適正処分)、Refine(質変換)などが使われることもあります。

サステナビリティ・プロフェッショナルに求められる幅広く高度な知識

2019-03-11 09:52 am

サステナビリティを推進する非営利組織Forum for the Futureが「サステナビリティの未来2019-乱気流の時代にシステム変化を促進する」というレポートで、今後、サステナビリティに影響する以下の7つの要因を挙げています。

SDGs視点からの疑問。何故ステンレスボトルが売れないのか?

2019-03-07 10:09 am

先日、象印の「ステンレスボトル戦略」という記事がありました。象印の連結売上高は2015年をピークとして3期連続の減収で、純利益も17%減るなど業績は振るわない。その原因は、海外売上高の約4割を占める中国市場の景気減速に伴い、白湯の保存容器として使われるステンレスボトルなどの販売が伸び悩んでいることなど。それを踏まえ象印は、海外戦略を見直し、欧州でステンレスボトルの高級モデルを発売。また、ステンレスボトルの普及していないインドに進出し、オフィスへの冷たい飲み物の持ち込み、カレーの保温などのニーズを満たすことを狙う、というものです。

ESG投資には本質的・能動的に対応すべき

2019-03-04 08:39 am

米電力大手PG&Eが本年1月29日に米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)を申請して1月が経ちます。PG&Eが破産申請したのは、2017年、2018年に発生した山火事の責任を追及されており、賠償金の支払いなど将来300億ドルの債務を抱える可能性があるためです。

女性の力が世界と日本の未来を創る!

2019-02-28 09:43 am

米国で、「およそ30年で人口は減り始める」と予測する書籍「Empty Planet」が話題になっているそうです。国連は、人口は2050年に90億人、2100年には110億人程度にまで増え、その後安定化すると予測しています。「Empty Planet」では、減少がそれよりもずっと早く起こり、「いったん減少が始まれば、二度と増加に転じることはない」としています。日本で今起こっていることが、世界的に起こるということです。

キリンvsアサヒ、CSVで分かれた戦略

2019-02-25 09:22 am

2月14日、キリンホールディング(HD)とアサヒグループホールディングス(HD)が同日に中期経営計画を発表しましたが、その内容は、大きく分かれています。キリンが健康領域に積極投資するのに対し、アサヒはビールのブランドを強化する内容となっています。CSVへの対応が、その違いを生み出しています。

2019年、SDGs実現に向けて重要な年にどう動くか

2019-02-18 10:04 am

SDGsは、政治家、ビジネスリーダー、自治体、教育界、市民セクターなど、認知や関心が高まってきており、2015年の採択以降の立ち上がりは、概ね順調と言っていいでしょう。しかし、パリ協定の枠組みのある気候変動は別として、SDGs全体への関心がさらに広まり取り組みが進んでいくかというと、まだ予断は許しません。特に、取り組みについては、今のところ、政府、企業とも、従来の取組みをSDGsのフレームワークで整理しているだけというものが多く、これからという段階です。更なる後押しが必要です。

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