カテゴリー「サステナビリティ論考」の記事一覧

デジタルテクノロジーとサステナビリティの融合

2018-08-09 07:41 pm

2000年代くらいまでの世界の変化に大きな影響を与えている要因は、「IT革命」「グローバル化」「金融革命」であると言われていました。これからの世界においても、「デジタルテクノロジー」「グローバル経済のあり方」は、大きな影響力を持つでしょう。金融についても、フィンテック、仮想通貨、ブロックチェーンなど新しい動きが注目されます。これからの社会に大きな影響を与えるものとして、これに「サステナビリティ」を加えることには、多くの識者が同意するはずです。気候変動への対応を中心として、「サステナビリティ」は、これからの社会を規定する大きな要因となります。

SBT設定の意義

2018-08-06 09:06 am

パリ協定以降、温室効果ガスの長期的な削減目標を設定する企業が増えています。その中で、注目されているのが、SBT(Science Based Targets)です。SBTは、科学的知見に基づくパリ協定の2℃目標に整合する温室効果ガス削減目標で、CDP、国連グローバル・コンパクト、WRI、WWFが設立したSBTイニシアチブが提唱・推進しています。これらの信頼性の高い団体が設立したSBTイニシアチブが審査・認定・公表することで、目標設定にも信頼が得られるため、世界的に広まっています。

ブロックチェーンによるカーボンフットプリントの可視化

2018-08-01 11:26 pm

仮想通貨ブームは、少し落ち着いたように思いますが、その基幹技術であるブロックチェーンへの注目は、益々高まっています。私も何度がブログに書いていますが、サプライチェーンのトレーサビリティ、再生可能エネルギー取引など、ブロックチェーンのサステナビリティ領域での活用も始まっています。

注目すべき“ESGアクティビスト”の動き

2018-07-30 09:08 am

先日の日経ビジネスの記事で、スターバックスやマクドナルドがプラスチック製ストローを廃止した背景には、“ESGアクティビスト”の圧力があるとの記事がありました。本年3月のスターバックスの株主総会で、米ESG投資促進NGOのAs You Sowがプラスチック製ストロー禁止の株主提案をし、米機関投資家など多くの株主が支持しました。提案自体は否決されたものの、30%弱の高い支持を得たことが、スターバックスを動かしたということです。As You Sowは、7月9日に、「我々の提案を投資家が強くサポートしてくれたおかげで、スターバックスはプラスチック製ストローの廃止を決断した」と勝利宣言しています。マクドナルドでも、別のESGアクティビストから同様の提案があり、こちらも一定の株主の支持を受けたそうです。

未来に向けたエンゲージメントは、CSRの重要な役割

2018-07-23 12:15 pm

CSRの基本は、ステークホルダー・エンゲージメントとされています。CSRは、「持続可能な社会の発展に貢献するため、企業が社会及び環境に及ぼす影響に主体的に対応すること」であり、企業が社会や環境にどのような影響を及ぼしているか理解するためには、ステークホルダーとのエンゲージメントは、有効な手段です。

長期思考を投資家とシェアする6つの理由

2018-07-17 09:03 am

MITスローン・マネジメント・レビューの「長期思考を投資家とシェアする6つの理由」というコラムの内容をご紹介します。

W杯とサステナビリティ

2018-07-09 09:21 am

ロシアW杯も残り4試合。日本の健闘もあり、盛り上がりました。私も、細切れ睡眠をうまくやって、睡眠不足をなるだけ回避しつつ、主要な試合は、楽しませてもらっています。

社会インパクトの波及効果

2018-07-04 10:02 pm

前職の戦略コンサル時代に、旭化成の代表的製品について、経済面・環境面・社会面のトリプルボトムライン価値を定量化するプロジェクトを実施しました。簡単な概要がクレアンHPのコラムに掲載されていますが、このプロジェクトの成果を、クレアンが雑誌記事等で取り上げたことがきっかけで、私がクレアンに参画することとなったプロジェクトです。

ポーター仮説2.0「適切で大胆なビジョンはイノベーションを促進する」

2018-06-25 01:39 pm

マイケル・ポーター教授は、1991年に、「適切に設計された環境規制が企業の効率化や技術革新を促し、規制を実施していない地域の企業よりも競争力の面で上回る可能性がある」という考え方(「ポーター仮説」)を提示しています。ポーター仮説には反論も多いようですが、「適切に」設計された環境規制がイノベーションを促進するというのは、当前のように思います。その環境規制が他地域にも広がることで、イノベーションのマーケットが拡大すれば、イノベーションを生み出した企業にとって大きな収益をもたらします。

Z世代と協働した新しい市場の創造

2018-06-18 09:05 am

グローバル消費財企業は、消費者を啓発して市場を創るのが得意です。そして、これから時代は、サステナブルな消費者、サステナブルな市場を創っていかなければ、自らの事業自体がサステナブルでなくなることを良く認識しています。そういう観点から、サステナブルな市場とはどうあるべきかに対する感度を高める必要があり、そのために、NGOなどの市民セクターとのエンゲージメントを重視し、NGOなどから人財を登用することも増えています。

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