8月, 2018年
Change the World List 2018。12~23位の紹介
前回紹介した”Change the World List 2018”の続きです。12位は、アルファベットです。アルファベットは、最近も傘下のグーグルの姉妹会社「Loon」で、成層圏に気球を打ち上げて世界中にインターネット網を広げるという「Project Loon」を2019年からケニアで展開していくと発表するなど、社会課題への様々な取り組みを行っていますが、今回は、安価なノートPC、クロームブックが評価されています。学校教育の予算が限られる中、米国の高校以下の学校でのシェアは60%となっており、3,000万人以上の学生と先生が、学習支援ツールのグーグルクラスルームを使っています。このビジネスでのグーグルの利益は大きなものではありませんが、次世代がグーグルの技術に慣れ親しむことは、長期的にグーグルに価値を生み出すと考えています。
サステナビリティニュース: 180829(水)
CSVのベストプラクティスの宝庫”Change the World List“2018。1~11位の紹介
今年も米フォーチュン誌が「世界を変える企業リスト(Change the World List)」を発表しました。社会インパクト、財務的成果、イノベーションの視点でCSV企業を選定・評価し、毎年大きく企業や順位が変わるリストですが、今年も多くの新しい企業を含む57企業が選ばれています。なお、日本企業はトヨタのみです。
サステナビリティニュース: 180824(金)
サステナビリティで優れた人財をリテインする。
最近、パーパスを掲げる企業が増えていますが、その最大の理由として人財の獲得・維持が良く挙げられます。世界的な人財獲得競争の中心となりつつあるミレニアル世代は、社会・環境問題に関心が高く、サステナビリティにコミットする企業で働きたいと考える傾向にあります。
サステナビリティニュース: 180822(水)
食の未来に大豆の美味しさで勝負する不二製油
前回は、クリーンミート(代替肉)を普及させ、食肉の動物による生産を不要にしようとしているインポッシブル・フーズについて、書きました。インポッシブル・フーズなどは、食肉という人々が慣れ親しんだ食物はそのままで、中身を変えようとしていますが、タンパク質の普及については、昆虫食をはじめ、他にも手段があります。
サステナビリティニュース: 180817(金)
ミレニアル世代、Z世代に訴求するビジョンを掲げるインポッシブル・フーズ
健康に良いという評判に加え、FAOによれば畜産が人為的に排出される温室効果ガス排出の14.5%を占めるなど、食肉の環境負荷に対する懸念もあり、代替肉が世界的に注目されています。Marcketsandmarckets社の「代替肉市場リポート」によれば、2018年の世界の代替肉市場は5,000億円、2023年には7,000億円、年平均成長率6.8%と予測されています。