ソニーピクチャーズのサステナブルな映画づくり

2014-03-24 09:20 am

4月に公開されるソニー・ピクチャーズの“アメイジング・スパイダーマン2”は、同社のヒット作の中で最も環境に配慮した作品として、製作および宣伝ツアーのカーボン・ニュートラルを実現しています。

同映画の製作において、セットは、再利用された木材、鉄鋼、ガラス等の材料を使用して作られています。人工的に作られる気候も環境に配慮しており、生分解性の雪、水を材料とするスモークが使用されています。また、コスチュームやセットの装飾をリサイクルするなど、廃棄物を出さないように配慮しています。さらに、撮影場所で植林をしたり、セットのデザインやキャンペーンを通じて、環境配慮のメッセージを伝えています。

ソニーピクチャーズは、また、WWFなどと協働して、パンダの生息地近くのコミュニティにクリーンな料理用コンロを提供して、地域の環境を保全することにより、カーボンオフセットを購入しています。これらの活動を通じて、アメイジング・スパイダーマン2の製作および宣伝ツアーをカーボン・ニュートラルとしています。

今年は、329日(土)に、世界約150ヵ国の人々が同じ日の同じ時刻に電気を消し、「地球温暖化を止めたい」「地球の環境を守りたい」という思いをわかちあうイベントの”Earth Hour(アースアワー)が開催されますが、スパイダーマンは、初めてのスーパーヒーローのアースアワー大使となっています。また、アメイジング・スパイダーマン2に出演する映画スターが、アースアワーのファンドレイジングをサポートしています。

ソニー・ピクチャーズがこうした環境に配慮した映画作りをする背景には、社会の環境への意識が高まる中、企業としての評判を高めるという意味合いもありますが、ハリウッドのスターたちの意思も反映されていると思います。

以前、環境保護活動に熱心なレオナルド・ディカプリオが、アカデミー賞授賞式にプリウスを自ら運転して登場して話題になっていましたが、ハリウッドには、環境・社会問題に関心の高いスターがたくさんいます。サステナブルな映画づくりを行うことにより、こうした環境・社会意識の高いスターのサポートを得ることが出来ます。これは、ソニーピクチャーズにとっては、環境に配慮することで、優れた映画づくりを実現することができるCSV/シェアード・バリューとなっています。

(参考)

www.sustainablelifemedia.com/news_and_views/organizational_change/aarthi_rayapura/amazing_spiderman_2_great_power_comes_great_env

CSV戦略ポテンシャル診断サービス
「CSV戦略ポテンシャル診断」サービスページ

コメント1件

コメントを書く







コメント内容


Copyright(c) 2012 Cre-en All Rights Reserved.