“世界を変える企業”の協働:エネルとBYD

2016-07-07 08:59 am

世界を変える企業リストのことは、何度かこのブログでも紹介しています。このリストの5位エネルと15位BTDが、最近提携を発表しました。
fortune.com/change-the-world/

イタリアの大手電力会社のエネルは、再生可能エネルギーへのシフトを進めており、現在40%程度の電力を風力、ソーラー、地熱などの再生可能エネルギーで賄っており、今後4年で50%程度までその比率を拡大することとしています。また、2050年までに、カーボン・ニュートラルを実現することにコミットしています。エネルの子会社エネル・グリーンパワーは、CSVを事業に統合して本格的に進めており、CSV推進に関する下記のようなビデオも作成しています。

中国のIT部品・自動車メーカーのBYDは、リチウムイオン電池の製造で世界第3位、携帯電話用では世界第1位で、さらに電池事業のノウハウを生かして自動車事業に参入し、2008年12月には世界初の量産型プラグインハイブリッドカーを発売しています。また、中国の環境問題に対応するため、電動バスなども展開しています。

このエネルとBYDが、両社が事業展開する地域の自治体向けに電動バスその他の輸送サービスを協働して提案することとしました。エネルのチャージ・インフラとBYDの電動バスなどの強みを生かし合おうとするものです。また、住居、商業、産業向けのエナジー・ストレージの展開でも協働することとしています。

このようにCSVを推進する志を同じくする企業同士の連携は、今後も増えるのではないでしょうか。目的を共有する企業同士が強みを生かし合い、強固なエコシステムを構築すると、他の企業はなかなか対抗できなくなります。日本企業も、CSV観点での目的を掲げ、他の企業やステークホルダーと協働してエコシステムを構築するという視点を持つべきでしょう。
なお、本年もフォーチュンで“世界を変える企業”リストを発表する予定で、現在、FSGのほうで候補企業を募集しています。ご関心のある企業があれば、私のほうからFSGに推薦させて頂きますので、ご連絡下さい。

(参考)
www.csreurope.org/enel-and-china%E2%80%99s-byd-join-forces-e-buses-and-energy-storage#.V32SG6Tr3IV

※CSV推進にご関心のある方は、mizukami@cre-en.jpまでご連絡下さい。
bizgate.nikkei.co.jp/series/007620/index.html

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