CSR/CSV浸透に向けて5つの壁を突破する

2017-11-16 01:47 pm

以前、野村克也氏が、ヒンズー教の言葉として、「考えが変われば意識が変わる。意識が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる。運命が変われば人生が変わる。」と言っていたのを覚えていましたが、最近、マザー・テレサが、「思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。」と言っているというのを知りました。

調べてみると、心理学者・哲学者のウィリアム・ジェイムズ氏も、「心が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わる。人格が変われば運命が変わる。」と言っているようです。

最初のほうは、少し違いがありますが、「行動」以降は、同じです。個人的には、マザー・テレサのバージョンの「言葉」というのが重要だと思います。これらの言葉は、個人を対象にしていると思いますが、組織についても同じことが当てはまり、組織の場合には、特に、「言葉=コミュニケーション」は、重要だと思います。

前職のADLで良く使っていたフレームワークに、経営革新のために乗り越えるべき「5つの壁」があります。5つの壁は、以下のとおりですが、上記の意識⇒行動⇒習慣に近いと思います。
「認識」の壁:そもそも何故変革が必要なのかが組織内で認識されていない状態
「判断」の壁:変革の必要性は認識しつつも、何をすべきかの判断がなされていない状態
「納得」の壁:変革の方向性は示されても、現場が施策に納得していない状態
「行動」の壁:変革に納得しながらも、具体的なアクションにつながっていない状態
「継続」の壁:変革アクションが継続されず、途中で頓挫した状態

この5つの壁を乗り越えるためにも、「言葉」は重要です。繰り返し伝えることで、少しずつ意識を変え、認識の壁を突破します。さらには、言葉に具体性を持たせ、ビジョン・戦略を示すことで、判断の壁を乗り越えます。そして、現場と丁寧にコミュニケーションしながら施策に落とし込むことで、納得の壁を越えます。それから、具体的なKPI/目標を定めてアクションプランに落とし込むことで、行動の壁を越え、組織体制も含めマネジメントシステムに組み込むことで、継続の壁を突破します。それが達成できれば、組織の人格が変わり、組織の運命も変わっていきます。

CSRやCSVを組織に浸透させる場合にも、5つの壁の突破は必要です。そして、CSR/CSVなどを継続的に伝え、これらの壁を突破するためには、「何だ、それは?」といった冷たい視線に耐える戦略的KYなどのダークサイドスキル(前職の同僚が執筆)も必要でしょう。

※CSV推進にご関心のある方は、mizukami@cre-en.jpまでご連絡ください。

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