サステナビリティをバリューに組み込む

2019-01-31 09:18 am

サステナビリティは、通常、組織的にマネジメントする形で推進されています。サステナビリティ推進委員会、サステナビリティ推進部などが軸となり、ビジョン、方針、マテリアリティなどを定め、それに基づき目標/KPIを設定し、PDCAマネジメントを推進し、そのプロセス、成果をレポーティングします。

最近は、サステナビリティを経営に統合しようとする企業も増えていますが、そのためには、ユニリーバのように、サステナビリティを事業戦略のマネジメントシステムに組み込むことが必要です。事業部門がサステナビリティの目標を掲げ、その達成により事業部門の責任者、担当者が評価される仕組みが必要です。特に「中長期のサステナビリティ・ビジョン」を実現しようと思えば、こうしたマネジメントアプローチは不可欠です。

www.cross-m.co.jp/column/insight/insight140/

一方で、サステナビリティ経営は、こうしたマネジメントアプローチではなく、社員一人一人がサステナビリティを意識して行動するようになることが理想だとの考え方もあります。サステナビリティ経営の目的を「社会課題の動向、ステークホルダーの期待を感度高く理解し、企業活動に反映する」「企業活動が社会、ステークホルダーに与える影響を理解し、責任を持った対応を行う」とするならば、社員一人一人が社会やステークホルダーの動向・期待、企業活動との関係をしっかり理解して対応すれば良いという考えです。確かに、多くの企業にとっては、こちらのほうが重要かも知れません。

では、社員一人一人にサステナビリティを浸透させるには、どうすれば良いでしょうか。各社のサステナビリティ担当が、研修、ワークショップなど、いろいろ工夫しているところかと思います。私は、組織文化醸成のマネジメントシステムに組み込むのが最も効果的だと考えます。そのために、バリュー(価値観)にサステナビリティを組み込むのは、どうでしょうか。

「社会課題にアンテナを張ろう!」「ステークホルダーの期待に耳を傾け、能動的に対応しよう!」などをバリューの一つとして設定します。そうすれば、バリュー浸透の中でサステナビリティも浸透していくでしょう。バリューについて、頻繁にコミュニケーションし、評価制度にも組み込むなど、バリュー浸透に積極的な企業であることが前提条件ではありますが。

(参考)少々内容が古いですが、以前バリューについて書いたブログです。

www.cre-en.jp/mizukami-blog/?p=568#.XEv23_ZuJdg

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参考CSV情報

csv-jp.org/related_info.html

bizgate.nikkei.co.jp/article/DGXMZO2856747026032018000000?page=5

bizgate.nikkei.co.jp/article/DGXMZO2856746026032018000000

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