
2010年11月に、組織の社会的責任に関する国際規格「ISO26000」が発行しました。本サービスでは、ISO26000の構造や導入にむけたポイントの理解、および貴社に合った導入のご支援を行います。
プロジェクトの目的・考え方
ISO26000は、世界の約99ヵ国のISOメンバー国の代表が、異なる文化・価値観、歴史・慣習などの違いを越え、6年にわたる議論の末にまとめあげた組織の「社会的責任」に関する国際規格です。本規格を活用することで、企業はグローバルな視野から見て、自社のCSR活動が独りよがりになっていないか、偏りがないかを検証でき、既存のCSRフレームワークに不足している要素を組み入れることで実践的にCSR活動を推進することができます。
ISO26000とは、
世界最大の国際標準化機関ISOにより、
マルチステークホルダー・プロセスで策定された、
持続可能な発展への貢献にむけて、
全ての組織の活動に方向性を示すための柔軟性を持った手引書
本規格の特徴:
- マルチステークホルダーで策定された規格(「持続可能な発展」に関する世界の主要ステークホルダーの共通認識と知恵の結晶)
- 企業だけでなく全ての組織を対象としている
- 認証規格ではなくガイダンス文書規格である
- 社会的責任の最終的な目標および定義を提示
- 社会的責任を果たすための「中核主題および課題」「期待される行動」を具体的に提示
- CSR推進の基盤プロセスとして「ステークホルダー・エンゲージメント」を位置付けた
- 社会的責任を本業に統合して推進することを求めている
- “影響力の範囲”“加担”“デューディリジェンス”など新しい概念を提起
本サービスでは、以下のような支援を中心として、企業競争力の持続的な向上につながるISO26000の導入をご支援いたします。
| 個別サービス |
ご支援内容 |
標準支援期間 |
| 1)ISO26000レクチャー |
ISO26000の特徴と押えるべきポイントを解説 |
1.5h/回 |
| 2)導入検討支援 |
既存のCSR推進フレームワークとISO26000が提示するフレームワークを照らし合わせ、導入メリットや導入要素の分析・検討を支援 |
約2ヵ月 |
| 3)導入支援 |
2)の結果を踏まえて、組織への導入(CSR推進フレームワークの構築)を支援 |
約2ヶ月 |
| 4)中核主題・課題への対応支援 |
「加担の回避」など、個別の課題への対応を、高い専門性と豊富な経験・ネットワークを元に支援 |
ご支援内容 による |
| 5)NGO・消費者団体等のアライアンスによるCSRレビュープログラム |
「CSRレビューフォーラム」を通じて、NGO・消費者団体等のアライアンスによるCSRレビュープログラムを提供※ |
約3ヶ月 |
※ CSRレビューフォーラム(CRFと略す)は、持続可能な社会の実現にむけて、社会課題の解決に取り組む複数の市民組織(NGOや消費者団体等)またはそこに所属する個人がアライアンスを組んで設立した民間の非営利組織です。社会的責任に関する国際規格「ISO26000」をベースに、企業活動への第三者による「CSRレビュープログラム」を提供しています。
1.ISO26000の理解
- 規格の特徴・構造・導入にむけたポイント、同規格に対する関連業界や国・地域の動向等を理解
2.導入メリットを検討
- ISO26000導入によるメリット/デメリットを整理
3.導入後の推進像を明確化
- ISO26000を導入し、どのようなSRの推進状況や 効果を実現したいのかを明確化
1.フレームワークを評価
- ISO26000推奨フレームワークを基準に、貴社のフレームワークを評価。導入を検討すべきポイントを抽出・整理。
2.中核主題・課題の特定
- 中核主題・課題への対応状況を評価。対応すべき課題を抽出し、優先順位付け
1.CSRフレームワークへの追加要素と手順の決定
- CSRフレームワークの評価結果、中核主題・課題の特定結果を踏まえ、CSRフレームワークに加える要素を総合的に検討・決定
2.組織風土等に合った導入施策の立案・実行
- 導入要素や組織風土等を総合的に勘案し、導入・定着にむけた施策を立案
- 必要に応じて、関連部門への説明会など、定着にむけたフォローを実施
標準期間:3~4ヶ月(プロジェクトによる)
プロジェクトに関係する部門: CSR部門、経営企画部門、総務部門、法務部門、人事部門、環境部門、主要事業部門 等
プロダクト資料
2011年10月
ISO26000の導入に関する動向と導入支援サービスに関するご説明資料です。
参考情報
参考資料
2011年2月25日
本資料は、2011年1月26日に開催したISO26000シンポジウムの簡易記録と基調講演をいただいたAron氏の紹介スライドです。本シンポジウムでは、ISO/SRの全体会議議長(ブラジル)の腹心として、規格のまとめ上げに尽力されたAron Belinky氏をお招きし、基調講演をいただきました。また、サステナビリティ日本フォーラムの後藤氏より、ISO26000の企業経営への影響についてお話いただいた上で、有識者6名によるパネルディスカッションを行ないました。ISO26000の本質部分、活用にあたってのポイントなど、エッセンスをまとめましたので、ISO26000の理解と活用にお役立てください。
荒木 茂善 (株式会社クレアン、株式会社CSR経営研究所)
コンサルティング実績
- 大手電子機器メーカー (ISO26000に基づくCSR推進フレームワークの構築)
- 大手メーカー (ISO26000に基づくCSR推進フレームワークの構築)
- 大手食品メーカー (ISO26000の内容レクチャー・ISO26000に基づく現状分析)
- 大手精密部品メーカー (ISO26000を踏まえたCSR方針策定)
- 大手資源エネルギー企業 (ISO26000の内容レクチャー) 等
- 大手製造業 (ISO26000に関する研修教材の作成) 等
- 大手メーカー (ISO26000に基づく現状分析)
- 大手IT企業 (ISO26000に基づくCSRレビュー)
- 大手電子機器メーカー (ISO26000に基づく現状分析、アクションプラン策定)
- 大手IT企業 (ISO26000に基づく現状分析、CSR推進の方向性整理)
- 大手食品企業 (ISO26000に基づくCSR推進フレームワーク構築)
- 大手製薬企業 (ISO26000に基づくダイアログ)
- 大手食品企業 (ISO26000に基づく現状分析)
- 大手総合メーカー (ISO26000に基づくダイアログ)