7月, 2016年
サステナビリティニュース: 160729(金)
2つのアウトサイド・イン
最近、SDGsを推進しようとしている人たちから「アウトサイド・イン」という言葉が良く聞かれます。企業がSDGsを経営戦略と統合させるためのツールであるSDGコンパスで、企業がSDGsへの取り組みに関する目標を設定するにあたり、世界的・社会的ニーズから目指すべき目標を設定するアウトサイド・イン・アプローチへの期待が示されていることがその背景にあります。
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サステナビリティニュース: 160726(火)
GPIFとESGとCSV
世界最大の機関投資家と言われる厚生年金・国民年金を管理・運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)がESG投資を本格化しようとしているようです。先日9月末までの応募期限で、国内株式を対象とした環境・社会・ガバナンス指数の公募を始めました。早ければ、年度内にも投資を始めるようです。
サステナビリティニュース: 160722(金)
取り組む課題がユニークか、課題への取り組みがユニークか
マイケル・ポーター教授は、戦略における「ユニークネス」の重要性を強調しています。「他社と違う選択をしてユニークな価値を提供すべき」「顧客、顧客ニーズ、顧客への提供価値について、何をして何をしないかを選択することが大事だ」としています。ポーター教授は、また、CSV/シェアード・バリューがユニークな機会を見出すために非常に有効だとしています。
サステナビリティニュース: 160720(水)
CSVにより独占を目指し、独占によりCSVを生み出す
オンライン決済サービスPaypalを創業し、シリコンバレーの投資家としても有名なピーター・ティール氏の「ZERO to ONE」は、非常に示唆に富んだ本です。スタンフォード大学の起業講義録をベースにしていますが、ビジネスにおける価値創造のために重要な視点をいくつも提示しています。
サステナビリティニュース: 160715(金)
政策とCSVイノベーションの相乗効果:食品ロスについて
以前、食品ロスへの企業の取り組みについてのブログを書きましたが、その中で、米国のFood Cowboyという企業をご紹介しました。食品企業が余った食品を近所のフードバンクに、有機廃棄物を農家の堆肥やバイオガス発電用に寄付できるアプリを開発し、サービスを提供している企業です。
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