10月, 2016年
SDGs実現に向けてユニークな課題設定を
CSVは、「ビジネスによる社会課題の解決」と言われます。ここで言う社会課題とは何でしょうか。最近で言えば、SDGsのようなものが社会課題と理解されているかも知れません。しかし、SDGsはその名のとおり目標です。目標1.「あらゆる場所のあらゆる形態の貧困を終わらせる」など。目標は、目指す姿、あるべき姿と言い換えられます。
サステナビリティニュース: 161028(金)
サーキュラー・エコノミーを理解する
世界的に「サーキュラー・エコノミー(CE)」が注目されていますが、「日本は以前から循環型社会といっており、3Rなども進めている。既に対応済みでは?」という意見も多いように思います。CSVについてもそうですが、新しい概念を良く理解しようとせず、「もうやっています」としてしまう態度は、重要なビジネス機会を失い、長期的な競争力を失うことになります。
サステナビリティニュース: 161015(火)
2016年度版世界のCEOベスト100
米ハーバード・ビジネス・レビュー誌(HBR)が「2016年度版世界のベストCEO100人」を発表しました。今年も昨年に続いて財務パフォーマンス(80%)とESGパフォーマンス(20%)で評価しています。ESGについては、昨年は投資調査会社のサステナリティックスのデータのみを用いていましたが、今年は、サステナリティックス社に加え、世界最大のオンラインCSR情報データベースを提供しているCSRHub社のデータも用いています。
サステナビリティニュース: 161021(金)
モントリオール議定書改定-次の課題を見据える
モントリオール議定書の改定が合意され、エアコンや冷媒に使う代替フロンの生産を段階的に規制することになりました。オゾン層を破壊しない冷媒として開発され、使用量が増加している代替フロンですが、CO2の数百~1万倍の温室効果があるということで、気候変動の観点から問題とされてきました。今回の合意により、先進国は2036年に代替フロンの生産量を85%、中国などは45年に80%、インドや産油国などは47年に85%それぞれ削減することになります。
サステナビリティニュース: 161018(火)
サステナブルビジネスの現状-The State of Sustainable Business 2016
BSRなどが毎年会員企業のグローバル企業へのアンケート調査をもとにサステナブルビジネスの現状をレポートに纏めている”The State of Sustainable Business 2016”が発行されました。今年は、152のグローバル企業の約300人のビジネスリーダーへのサーベイ結果を纏めています。