11月, 2016年
サステナビリティニュース: 161129(火)
ペプシコのパーパスに基づく変化対応
先月、ペプシコが清涼飲料水に含まれる砂糖の量を大幅に減らす目標を発表して話題になりました。2025年までに、世界で販売する飲料の3分の2以上で、砂糖によるカロリーを約355mlあたり100kcal以下に抑えるという目標です。
サステナビリティニュース: 161125(金)
統合マテリアリティと価値創造ストーリー
IIRCの国際統合報告フレームワークが発表されて3年経ち、多くの統合報告書が発行されるようになりました。統合報告書には、所謂オクトパスモデルをベースとした価値創造プロセス/価値創造モデルが示されることが多いのですが、これまでのところ、当該企業の経営の本質をしっかり表現した価値創造モデルに出会ったことがありません。価値創造モデルは、本来は、経営戦略の中核に据えるべきものだと思いますが、これまでのところ、価値創造モデルが中期経営計画などで示されることもないようです。統合報告発行企業では、これからも価値創造モデルを検討することがあると思いますが、是非、経営に統合できる本格的な価値創造モデル作りを目指してもらいたいと思います。
サステナビリティニュース: 161122(火)
旅行業界の地域創生CSV
米LCCのジェットブルー航空が、米国務省魚類野生生物局、野生生物保護を啓発・促進するNPOや企業などによる組織U.S. Wildlife Trafficking Allianceとともに、旅行者にカリブ海の生態系保護を啓発する取り組みを始めました。カリブの生態系を保護するために旅行者が出来ることを啓発するビデオを作成し、すべてのフライトで流しています。
サステナビリティニュース: 161118(金)
CSVイノベーション、マーケティング力を強化するには
CSVの基本は、製品・サービス、バリューチェーン、ビジネス環境の3つのアプローチであることは、これまでの繰り返し述べています。P.F.ドラッカーが、企業の基本的機能は、イノベーションとマーケティングの2つだとしていますが、製品・サービスのCSVは、イノベーション、ビジネス環境のCSVは、マーケティングに該当します。バリューチェーンのCSVは、イノベーションをプロダクト・イノベーションとプロセス・イノベーションに分けるとすると、プロセス・イノベーションに該当するので、イノベーションに含まれるでしょう。
サステナビリティニュース: 161115(火)
トランプ大統領誕生で、サステナビリティはどうなるか
次期大統領にトランプ大統領が選出されました。事前の予測では主要メディアがこぞってクリントン氏優位と報道していましたが、投票直前のクリントン氏が勝つ確率は意外に低い65%程度と予想されており、3割以上の打者がヒットを打つ確率なら、トランプ大統領は十分あり得るなと考えていたところ、その通りになりました。