12月, 2016年
サステナビリティニュース: 161231
「サーキュラー・エコノミー」-デジタル時代の成長戦略-
サーキュラー・エコノミーの初の本格的書籍ではないかと思われる「サーキュラー・エコノミー」の内容を紹介します。原題は、”Waste to Wealth – The Circular Advantage”で、同書が提唱するアプローチは、「無駄」を「富」に変えることです。これにより、2030年までに新たに4兆5000ドルの経済価値を生み出せるとしています。
サステナビリティニュース: 161227(火)
サーキュラー・エコノミーと雇用を両立させる政策
CSVやサーキュラー・エコノミーなどの取り組みを促進するために、政策の果たす役割は重要です。日本でもときどき面白いと思う政策もありますが、より本質的な変化を促す政策は、欧州などで導入されることが多いように思います。
サステナビリティニュース: 161222(木)
ビールとエネルギーと「素材の使い尽くし」の可能性
食品企業のサーキュラーエコノミーに向けた動きの一つに「素材の使い尽くし」があります。伊藤園のお茶の製造工程で排出する茶殻を紙製品や樹脂製品などの原料として再利用する「茶殻リサイクルシステム」、味の素のアミノ酸の生産工程の副産物をもう一つの製品=Co-Products(コプロ)として位置づけて再利用する取り組みなど、日本企業もいろいろと工夫しています。
サステナビリティニュース: 161220(火)
<インターネット>の次に来るもの-未来を決める12の法則
AI、VR、IoT、ビッグデータ、ブロックチェーン、自動運転、3Dプリンタ・・・。ここ数年で、デジタル・テクノロジーの進化と新しい動きが目立つようになり、第4次産業革命とも言われています。こうしたデジタル・テクノロジーがどう進化し、将来的に社会をどう変えていくのかは不確実です。しかし、WIREDの創刊編集長だったケヴィン・ケリー氏は、「今後30年に起きるプロダクトやサービスの一般的なトレンドについては、いまでも見えている。その基本形は、いままさに世界中に行き渡りつつある新しいテクノロジーの方向性に根ざしている」として、近著「<インターネット>の次に来るもの」(原題”The Inevitable”)でそれを「12の法則」に纏めています。
サステナビリティニュース: 161216(金)
ブロックチェーンとエネルギー
前回、ブロックチェーンの応用として、「サプライチェーンの透明化」について書きました。ブロックチェーンは、大量の共同作業、コードと暗号化を介した巨大グローバルネットワークが、匿名で安全で、P2P(ピア・ツー・ピア)で、迅速でスムーズな取引を可能にする技術です。ブロックチェーンは、また、契約、監視、施行のコストを削減する技術です。ブロックチェーンは、「レッジャー(台帳)・オブ・エブリシング」(ledger of everything)となり、電力売買、公共交通、健康管理、環境管理など、社会や都市のあり方を大きく変える「インターネット・オブ・エブリシング」(internet of everything)を支えます。