5月, 2017年
SDGsでビジネスを考えるツール
SDGs実現に向けて、ビジネスによる取組みが不可欠として、国連グローバル・コンパクトなどが中心となって、ビジネスでSDGsに取り組む際に参考となる様々なツールが提供されています。代表格は、SDGコンパスやSDG Industry Matrixです。SDGコンパスは、自社のバリューチェーンとSDGsとの関係性から優先課題を決定し目標に落とし込むという、全社的取り組みの方法の基本フレームワークを示しており、Industry Matrixは、産業別に17のゴールそれぞれについて、シェアード・バリューの機会と具体的事例を示しています。
サステナビリティニュース: 170530(火)
「旅で世界とまちを元気に。」コンフォートホテルのCSVへの挑戦
今回は、宿泊特化型ホテルブランド「コンフォートホテル」を展開する株式会社チョイスホテルズジャパンが提供する寄付プログラムをご紹介します。「旅で世界とまちを元気に。」をコンセプトとする「Choice Guest Club(チョイス ゲスト クラブ)」の特典の一つとして、会員のお客さまの宿泊代の0.5%が応援ポイント「choice」としてたまり、世界と地域を元気にする活動をしている団体に寄付するプログラムです。本業を通じて社会課題を解決しようとする取り組みで、私も企画段階から支援しているプログラムです。
サステナビリティニュース: 170526(金)
食品・飲料企業の素材、地域による分業
マイケル・ポーター教授は、常々「戦略にはユニークネスが大事だ。競合と同じ土俵で勝負するのは避けるべき」と言っています。そもそも資本主義の基本は分業ですので、それぞれの企業が、自社の果たすべき役割を認識してユニークな価値を追及することが、社会価値の観点からも求められます。CSVに関して言えば、自社ならではの社会課題への対応、社会価値の追求が期待されます。
サステナビリティニュース: 170523(火)
最高のコーヒーを追求するとCSVになる:ネスレ
Shared Value Leadership Summit 2017報告第4弾です。今回のSummitの目玉の一つは、ネスレ会長のポール・ブルケ氏とマイケル・ポーター教授によるパネルでした。ブルケ氏は、最近CEOを退任し会長になったばかりで、今後は、経営の前線を離れ、CSVの推進・普及などに注力していくようです。
サステナビリティニュース: 170519(金)
サステナビリティでイノベーションを起こす:エネル
Shared Value Leadership Summit 2017報告第3弾です。今回のSummitで企業事例として最も面白く、最もCSV的内容だったのは、イタリアの大手電力会社エネルです。以前にもブログで紹介していますが、経営に本格的にCSVを取り入れており、CSVに関するビデオを作ったりしています。