4月, 2018年
2018年の重要サステナビリティトレンド。各国の動向
最近は、サステナビリティ関連でいろいろな変化が起こっていることは、日々の仕事の中でも感じられます。このサステナビリティに関する変化は、世界的なものですが、こうした動きを「今年注目すべき8の重要サステナビリティトレンド」として整理している記事がありましたので、内容を紹介します。各国の動向も整理されています。
サステナビリティニュース: 180427(金)
2030年に向けた“アンビション”を掲げる動き
P&Gが先日、新しいサステナビリティ目標“アンビション2030”を発表しました。「ブランド」「サプライチェーン」「社会」「従業員」を4つの柱としていますが、特徴的なのは、サーキュラー・エコノミーへの注力と、従業員の巻き込みです。
サステナビリティニュース: 180424(火)
業界ごとのSDGsの推進を促す”SDGセクター・ロードマップ”
最近の国内のSDGs関連の動きとして、業界団体によるSDGsの推進があります。日本証券業協会では、SDGs宣言を発表し、SDGsの推進に関する懇談会と貧困・飢餓などの具体的テーマに関する3つの分科会を設置しています。日本化学工業協会では、SDGsの貢献に向けたビジョンを策定しています。こうした取り組みは、他の業界団体でも進んでいくことが期待されます。
サステナビリティニュース: 180420(金)
ソーシャル・パーパスが求められる背景とCSV
企業がソーシャル・パーパスを掲げることが、これまでないほど求められるようになっています。CSVなどの仕事をしている立場からすると、当然必要なことなのですが、最近はビジネスのメインストリームでも、その必要性が感じられるようになってきているのではないでしょうか。FSGのMDのグレッグ・ヒルズ氏が、ソーシャル・パーパスが求められる背景を以下3つに纏めています。
サステナビリティニュース: 180417(火)
海洋プラスチック問題を解決するビジネスモデルを創る!プラスチックバンクの挑戦
このブログでも何度か取り上げていますが、海洋プラスチック問題は、世界的に注目が高まっています。ペットボトルやレジ袋などのプラスチック製品は、世界で年に3億トンが生産され、800万トンが海に流れ込むと推定されています。プラスチックが本格的に普及し始めたのは、第二次世界大戦後ですが、耐久性などの優れた機能を有することから急速に広まりました。一方で、優れた耐久性を有するが故に、なかなか分解されず、海がプラスチックで埋め尽くされつつあります。