6月, 2018年
サステナビリティニュース: 180629(金)
3つのサーキュラー・イノベーションと成功要因
SDGs、パリ協定に加え、海洋プラスチックなどの具体的な課題への関心の高まりもあり、その対策としてのサーキュラー・エコノミーは、かなり広がってきているように思います。サーキュラー・エコノミーについては、アクセンチュアやマッキンゼーがビジネスモデルを提示するなど、以前からメインストリームの戦略コンサルティングファームも関心を持っています。
サステナビリティニュース: 180627(水)
ポーター仮説2.0「適切で大胆なビジョンはイノベーションを促進する」
マイケル・ポーター教授は、1991年に、「適切に設計された環境規制が企業の効率化や技術革新を促し、規制を実施していない地域の企業よりも競争力の面で上回る可能性がある」という考え方(「ポーター仮説」)を提示しています。ポーター仮説には反論も多いようですが、「適切に」設計された環境規制がイノベーションを促進するというのは、当前のように思います。その環境規制が他地域にも広がることで、イノベーションのマーケットが拡大すれば、イノベーションを生み出した企業にとって大きな収益をもたらします。
サステナビリティニュース: 180622(金)
CSV企業のフレームワーク
今年のShared Value Leadership Summitのワークショップで、「CSV企業のフレームワーク(The Shared Value Enterprise Framework)」が提示されました。CSV企業にとって必要な要素を洗い出し、CSV企業に向けたジャーニーがどこまで進んでいるかを評価するためのものです。まだ完成版ではないようですが、FSGがネスレやエネルなどと議論を重ねた作成したということです。
サステナビリティニュース: 180619(火)
Z世代と協働した新しい市場の創造
グローバル消費財企業は、消費者を啓発して市場を創るのが得意です。そして、これから時代は、サステナブルな消費者、サステナブルな市場を創っていかなければ、自らの事業自体がサステナブルでなくなることを良く認識しています。そういう観点から、サステナブルな市場とはどうあるべきかに対する感度を高める必要があり、そのために、NGOなどの市民セクターとのエンゲージメントを重視し、NGOなどから人財を登用することも増えています。
サステナビリティニュース: 180615(金)
サステナビリティ・リーダーシップの変遷と”All In”
なかなか読む時間がないのですが、最近、海外では、多くのサステナビリティ関係の良書が出版されています。その一つ”All in: The Future of Business Leadership”の著者3人が、サステナブル・ブランズ・バンクーバーで、サステナビリティ・リーダーシップの変遷について、語っています。