<インターネット>の次に来るもの-未来を決める12の法則

2016-12-19 09:03 am

AI、VR、IoT、ビッグデータ、ブロックチェーン、自動運転、3Dプリンタ・・・。ここ数年で、デジタル・テクノロジーの進化と新しい動きが目立つようになり、第4次産業革命とも言われています。こうしたデジタル・テクノロジーがどう進化し、将来的に社会をどう変えていくのかは不確実です。しかし、WIREDの創刊編集長だったケヴィン・ケリー氏は、「今後30年に起きるプロダクトやサービスの一般的なトレンドについては、いまでも見えている。その基本形は、いままさに世界中に行き渡りつつある新しいテクノロジーの方向性に根ざしている」として、近著「<インターネット>の次に来るもの」(原題”The Inevitable”)でそれを「12の法則」に纏めています。

「12の法則」は、以下のように現在進行形の動詞で表現されています。
【法則1:BECOMING】ネット化したデジタル世界は、止まることのないアップグレードの連続で、ある状態に<なっていく>変わり続けるプロセスである。
【法則2:COGNIFYING】ネットワーク化された人工知能(AI)があらゆるところであらゆるものを認知し、新しいサービス価値を生み出す一方、人間の仕事を代替していく。
【法則3:FLOWING】あらゆるプロダクトがコピーされ、共有され、オープンに流れていく。
【法則4:SCREENING】情報が本などに固定されることなく、あらゆるところに存在するデジタル・スクリーンを通じて読まれるようになる。
【法則5:ACCESSING】あらゆる製品を所有することなく、サービスとしてアクセスすることができるようになり、リアルタイム化、分散化などが進む。
【法則6:SHARING】ソーシャルメディアなどを通じて、シェア、協調、コラボレーションなどが広まる。
【法則7:FILTERING】コンテンツが途方もない量となり、フィルターで絞り込むことの必要性が高まる。
【法則8:REMIXING】コンテンツを自由にリミックスして新しい形にすることが一般的となる。
【法則9:INTERACTING】VRのような機能が進化しリアルさを増す中、デバイスも進化し、人と人工物の相互の働きかけ(インタラクション)が容易になり高度化する。
【法則10:TRACKING】人の健康や行動などをトラッキングするライフログ化が進む。
【法則11:QUESTIONING】問題解決、質問に対する回答がスマートになっていく中、良い質問をすることの価値が高まる。
【法則12:BEGINNING】すべての人々、人工物、情報などが統合される新しい時代が始まっていく。

知的所有権や個人情報保護との関わりなど、現在の社会制度との調整が必要な変化もありますが、概ねこの方向に変化していくことは、理解できます。私としては、デジタル・テクノロジーを軸としたこうした変化を、CSVの観点からどう生かせるかを考えていきたいと思います。

(参考)
「<インターネット>の次に来るもの」ケヴィン・ケリー著(NHK出版、2016年)

※CSV推進にご関心のある方は、mizukami@cre-en.jpまでご連絡下さい。

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