イクメン活躍のCSV

2017-04-13 09:56 am

「イクメン」という言葉は、10年くらい前に博報堂の丸田さんと言う方が発想したものということですが、言葉としては定着しています。一方で、イクメンという言葉が使われているということは、まだイクメンがマイノリティであるということです。

私も、高校2年になった息子が小さい頃には、保育園や幼稚園に朝連れて行っていましたが、幼稚園時代には、毎日来ているお父さんは2人だけでした。小学校のときに保護者会に行くと、父親は1人だけということもありました。最近は、父親の育児参加がかなり進んでいる印象で、朝、保育園に子供を連れて行くお父さんも良く見かけるようになりましたが、クレアンの町田さんが始めた育児休暇時代のブログを読んでいると、まだまだイクメンがマイノリティである状況は続きそうです。

www.cre-en.jp/ikukyu-papa/2017/04/feel-minority/

イクメンがマイノリティであるということは、企業にとっては、ダイバーシティの対象ということです。女性活躍と同様に、「イクメン活躍」の考え方があってしかるべきですし、それをCSVの機会とすることもできます。以前、女性活躍とCSVに関するブログを書いていますが、同じことはイクメン活躍にも言えるでしょう。

www.cre-en.jp/mizukami-blog/?p=1680#.WO7G32ewfIW

www.cre-en.jp/mizukami-blog/?p=285#.WO7GWmewfIV

まずは、イクメン市場への対応があります。イクメンはこれからさらに増えるでしょうし、ベビーカーなど育児用品にこだわりお金を使う傾向にあるということで、成長市場と言えます。女性が購買の意思決定をする商品の開発は、女性開発者の視点があるほうが良いように、イクメン向け商品の開発には、イクメン開発者の視点があったほうが良いでしょう。

CSVになるかどうかは分かりませんが、最近ニュースにあった、イクメンの提案で紙おむつの自販機が実現したというのは、いい話です。組織をマネジメントするビジネス経験と育児経験が結びついて実現したものでしょう。

headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170326-00016672-kana-l14

「異質なものと異質なものがぶつかり合うことで新しい知恵が生まれ、リスクへの感度が高まり、リスクマネジメントにも有用」というダイバーシティの考え方は、イクメンにも当て嵌まりますし、働き方改革による生産性向上に向けても、イクメンは価値が出せるでしょう。

また、男性が育児などを通じて、社会と関わりを持つことは、高齢化社会で男性の人生を充実させるためにも重要です。多くの企業がイクメン活躍にCSVとして取り組み、企業の生産性向上と社員の人生の充実を両立させることを期待したいですね。10年後には、イクメンは死語になっていますかね。

※CSV推進にご関心のある方は、mizukami@cre-en.jpまでご連絡下さい。

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