「旅で世界とまちを元気に。」コンフォートホテルのCSVへの挑戦

2017-05-29 09:23 am

今回は、宿泊特化型ホテルブランド「コンフォートホテル」を展開する株式会社チョイスホテルズジャパンが提供する寄付プログラムをご紹介します。「旅で世界とまちを元気に。」をコンセプトとする「Choice Guest Club(チョイス ゲスト クラブ)」の特典の一つとして、会員のお客さまの宿泊代の0.5%が応援ポイント「choice」としてたまり、世界と地域を元気にする活動をしている団体に寄付するプログラムです。本業を通じて社会課題を解決しようとする取り組みで、私も企画段階から支援しているプログラムです。

今般、プログラムを始めた昨年10月から今年3月までの半年分の寄付額450万円を、「認定NPO法人JUON(樹恩)Network」「認定NPO法人カタリバ」「One Planet Café Zambia」の3団体に寄付しました。この3つの団体を寄付先として選定するにあたり、「旅で世界とまちを元気に。」というコンセプトにおいて取り組むべき社会課題として、「移動、宿泊の拠点となるホテル事業は、ホテル自体およびお客様の移動を通じて、多くのCO2を排出しており、「環境」に責任がある。」「ホテル事業は、接客サービスなど、人に関わるものであり、「雇用・教育」に責任がある。」と考え、「環境」「雇用」「教育」を特定しました。そして、プログラムのコンセプトとこの3つの課題と関連する団体という観点で、支援先を選びました。

「旅で「日本のまち」を「環境」で元気に。」というコンセプトで選定されたのが、JUON NETWORKです。JUON NETWORKは、荒れた森の回復に取り組むNPOです。森の手入れにあたっては、都市からも人を募り、現場で活動してもらう体験型プログラムが特徴です。このプログラムを通じて都市と農産村がつながり、美しい森が再生し、日本のまちが環境で元気になることを支援しています。

「旅で「日本のまち」を「教育」で元気に。」というコンセプトで選定されたのが、カタリバです。カタリバが運営しているコラボ・スクールでは、震災で学ぶ場所を失った子どもたちに学習指導を行い、成長をサポートしています。被災した日本のまちを教育で元気にしようとする取り組みです。なお、コラボ・スクールは、傷つきストレスにさらされた子どもたちにとって安心して集まれる「居場所」であり、お客さまに安心しておくつろぎいただく「場」を提供するホテルという業態ともマッチします。

「旅で「世界のまち」を「雇用」で元気に。」というコンセプトで選定されたのが、One Planet Café Zambiaです。One Planet Café Zambiaは、アフリカでオーガニックバナナを原料にしたフェアトレードの「バナナペーパー」をつくり、現地に新しい雇用を生み出しています。また、バナナペーパーには、日本の伝統工芸「越前和紙」の製法が活用されています。”Made in Japan”ではなく”Made with Japan”の挑戦です。日本のまちの技術も使い、世界のまちを雇用で元気にする取り組みです。なお、バナナは毎年生え変わる巨大な草です。バナナペーパーは、毎年廃棄される巨大な草を紙に変える環境面でも優れた活動です。

チョイスホテルズジャパンの村木社長は、「Choice Guest Clubの寄付プログラムは、今年限りではなく、これからも継続していきます。荒れた森の整備や被災地の子どもの居場所づくり、途上国での雇用創出などの社会課題は短期間で解決できるものではありません。長期的に関わり続けることで、このような社会課題に貢献できると信じています。」と語り、長期的な取り組みにコミットしています。

宿泊先としてコンフォートホテルを選ぶだけで、社会を良くすることができます。ホテル選びでそのような意識を持つ人が増えれば、CSVとして企業と社会の両方により大きな価値を生み出せます。様々な業種でこうした取り組みが増えるよう、今後も支援していきたいと思います。

※CSV推進にご関心のある方は、mizukami@cre-en.jpまでご連絡下さい。

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