IoT時代の人財活躍のCSV: 進化するシスコ・ネットワーキング・アカデミー

2017-06-26 08:50 am

IoTやAIなどのデジタル技術が進化し、ソサエティ5.0、インダストリー4.0など、社会や産業のデジタル化が注目されています。こうした動きを受け企業も変わってきています。例えばGEは、インダストリアル・インターネットを掲げ、GEデジタルという組織を発足させ、業界トップ10に入るソフトウェア企業を目指し、新しく採用する社員全員にプログラミング能力を義務付けています。

このようにIT技術の重要性が増す中、IT人材は不足しています。経済産業省の調査によれば、現在IT人材の不足は17.1万人であり、2030年には78.9万人が不足すると予測されています。このIT人材不足は世界的なものであり、IT教育の重要性が高まっています。そうした中、シスコがCSR活動として20年前から続けるIT教育プログラム“シスコ・ネットワーキングアカデミー”は、その価値が増しています。

www.cre-en.jp/mizukami-blog/?p=769#.WU3FQ2cUnIU

シスコ・ネットワーキングアカデミーは、1997年以来、170ヵ国以上で9,600のアカデミーが開催され、690万人にIT教育を実施しています。時代のニーズに応えてアカデミーの内容も進化し、最近はIoTやビッグデータに関するカリキュラムも提供しています。また、技術的なスキルだけではなく、問題解決スキルやビジネスやイノベーションに関する知識も提供しています。さらに、他者とのコラボレーションによる現実の課題解決にも取り組んでいます。例えば、アカデミーでは、下記ビデオのように、オールスターゲームなどのNBAのイベントをITでサポートして、スキルを磨きます。

cisco.app.box.com/s/9zr28inqb1r7zsrdcaxf82sx8ekvgg9u

アカデミーの教育対象は、高校生、大学生から新しいスキルを身に付けようとする社会人、転職を考えている人など、様々です。その中には、社会的弱者も含まれます。アカデミーで人生を救われた人々のストーリーも共有されており、アカデミーでITスキルと自尊心を獲得し、キャリアアップして娘と自分の将来を変えたシングルマザーのストーリーなどが共有されています。なお、2005年以降のアンケートでは、140万人がアカデミーのお陰で新しい仕事に就くことができたと答えています。

シスコ・ネットワーキングアカデミーは、デジタルスキルで水不足、気候変動、経済化格差といった社会課題を直接的に解決する人材も育成しています。例えば、ネットワーキングアカデミーのチームで、目の見えない人のためにスマートな杖を開発したストーリーなどが共有されています。

シスコ・ネットワーキングアカデミーは、このようにデジタル技術で進化する社会において不足するIT人材を供給して社会の変革を促進し、人材スキルのミスマッチを解消して人々の生活を改善しています。また、社会課題に取り組む新しい起業家を育成しています。そして、人材がボトルネックになることなくデジタル社会が進化することで、シスコのビジネスも成長します。人財活躍のCSVとしては、ベストプラクティスと言えるでしょう。

(参考)

www.sustainablebrands.com/news_and_views/organizational_change/marie_zwickert/creating_tomorrow%E2%80%99s_digital_workforce_new_genera

※CSV推進にご関心のある方は、mizukami@cre-en.jpまでご連絡下さい。

csv-jp.org/related_info.html

bizgate.nikkei.co.jp/series/007620/

CSV戦略ポテンシャル診断サービス
「CSV戦略ポテンシャル診断」サービスページ

Copyright(c) 2012 Cre-en All Rights Reserved.