ファンドレイジングとシェアード・バリュー

2018-01-24 09:00 pm

3月に、ファンドレイジング・日本で、CSV×SDGsのセッションを担当します。CSV×SDGsの取り組みの先進事例として、キリンホールディングスの森田様、サラヤの代島様のお話を頂き、その後パネルディスカッションとする予定です。

jfra.jp/frj/2018/session/index.html

ファンドレイジング・日本ですので、CSV×ファンドレイジングの視点も入れたいと思います。個人的には、ファンドレイジングにも、ドラッカーの5つの質問が有効ではないかと考えています。

www.cre-en.jp/mizukami-blog/?p=315#.WmXp9nkUldg

市民セクターは、利益という共通目的がない分、スタッフを含むステークホルダーを惹きつけるために、企業以上にミッションが重要です。そして、市民セクターの顧客とは、取り組む社会課題の影響を受けている人たちもそうですが、資金を提供してくれる人・組織も重要な顧客です。ファンドレイジングにあたっては、顧客にとっての価値、資金を提供してくれる人たちにとっての価値を考える必要があります。

企業からのファンドレイジングの場合は、自分たちの活動が価値を提供できる顧客(=企業)を選ぶこと、顧客にとっての価値をしっかりプレゼンすることが重要です。その際には、CSVの考え方を知っていることが役立ちます。CSVの場合は、企業が社会課題を解決することを一つの目的としますので、その社会課題を解決することは、企業にとっての価値です。NPO/NGOにとっては、自らのミッションと、企業のCSVが重なるところはどこか、どの企業のどのCSVであれば自らが貢献できるか、を把握することが、まず重要となります。

今回のセッションでは、SDGsもテーマの一つです。最近は、自らのSDGsの優先課題を掲げる企業も増えています。NPO/NGOでも自らのミッションとSDGsとの関係を理解しておけば、どの企業がアプローチ対象となるかをSDGsでも確認することができます。また、企業とのコミュニケーションにあたっては、SDGsへの貢献を共通言語として使うことも有効でしょう。

今回のセッションのSDGs×CSVの考え方が、ファンドレイジングを通じて、市民セクターと企業がWIN-WINの関係を築くために、少しでも役立てればと考えています。

※CSV推進にご関心のある方は、mizukami@cre-en.jpまでご連絡ください。

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