アップルの100%再エネルギー実現とその影響

2018-04-11 10:14 pm

最近のサステナビリティ関係のホットな話題は、「アップルの100%再生エネルギー達成「です。世界43ヶ国のすべてのオフィス、店舗、データセンターにおける使用電力を100%再生エネルギーで賄うことを実現しました。

グーグルも昨年100%再生可能エネルギーを実現しています。フェイスブックもRE100に加盟して、再生可能エネルギー100%のデータセンターを建設しています。アマゾンは、取り組みが遅れているようですが、長期的な再生可能エネルギー100%にコミットしています。この領域でも、AGFAの影響力は大きいと言えるでしょう。

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アップルの100%再生可能エネルギー実現を牽引してきたのは、元米国環境保護庁長官のリサ・ジャクソン氏です。そのジャクソン氏が「夢の仕事」という時価総額世界No.1企業の環境取り組みの推進を、CEOのティム・クック氏は、全面的にサポートしてきました。クック氏は、ジャクソン氏にこんな言葉を投げかけたそうです。「アップルの製品を使い人々が暮らすことと、地球を守ることは同義であるべきだ。」

なお、ティム・クック氏は、今回の100%再生可能エネルギー達成にあたってこんなことも言っています。「われわれは人類が地球を発見したときよりもよい状態で次世代に渡すことに全力を尽くしている。」

この100%再生可能エネルギー実現のために、アップルは、世界25ヶ所で再生可能エネルギー発電所を保有しています。中国などでは、巨大な風力と太陽光のプロジェクトを推進しています。一方で、日本やシンガポールのような国土の狭い国では、そういうわけにもいかないため、ビルの屋上に数多くの太陽光パネルを設置しました。日本では300ヶ所、シンガポールでは800ヶ所の屋上ソーラーを展開しています。

アップルの次の目的は、サプライヤーを巻き込んで、iPhoneをはじめとする製品を100%再生可能エネルギーで製造することです。これまでに23社のサプライヤーがアップル向けの部品をすべて再生可能エネルギーで賄うようになっています。このサプライチェーンへの影響も大きいでしょう。

日本企業では、イビデンがアップル向けの製造で100%再生可能エネルギーへの転換を実現していますが、今回、太陽インキ製造も加わりました。日本企業も、「サプライチェーンのグリーン化」の動きに無関心ではいられません。

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(参考)

toyokeizai.net/articles/-/216005

jp.techcrunch.com/2018/04/10/2018-04-09-apple-says-its-global-facilities-are-now-powered-by-100-percent-clean-energy/

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