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持続可能な原材料調達セミナー
-木材を事例に原産地からのトレーサビリティ確保を考える-

「ビジネスと人権」の問題が世界的に注目を集める中、環境や人権に関して問題のない原材料をどのように調達するのかが大きな課題となっています。特に農林水産物や鉱物などの一次産品は、途上国や新興国における原産地での人権問題や環境問題を抱えている場合があり、調達企業にとってはレピュテーションなどのリスク要因となっています。また、仮に原産地での問題が存在しないことが確認できたとしても、加工段階や流通過程でのトレーサビリティを確保しない限り、結果的に問題のある原材料の使用を排除できないことになります。

今回のセミナーでは、環境・人権リスクの小さい原材料の調達木材調達に向けて上流から下流までのサプライチェーンマネジメントをどのように行えばよいのかについて、木材を事例として、国際環境NGO FoE Japanの三柴淳一氏と、建設用型枠合板のトレーサビリティ確保に取り組まれている三菱地所レジデンス株式会社の石川博明氏をお招きして議論します。