優先順位を決定する
マテリアリティ
(重要課題)の特定
2016年にGRIスタンダードが発行され、マテリアリティ(重要課題)の特定の重要性が高まっています。また、SRI等の各種アンケートにおいてもマテリアリティ有無を問う質問が設定されたり、米国でもSustainability Accounting Standards Board(SASB)が業種別に非財務分野のマテリアリティを発表するなど、サステナビリティと経営の統合を求める動きが強まる中でマテリアリティを重視する動きが加速しています。本サービスでは、こうした最新の動向を踏まえ、経営に活かすことのできるマテリアリティを特定するためのサポートを行います。
プロジェクトの目的・考え方
幅広いサステナビリティに関する要請項目について、各企業がどの課題に取り組むべきかは、業種や企業が置かれた状況等により異なります。限られた経営資源を最大限に活用して成果を上げるためには、マテリアリティ(重要度の高い課題)から集中的に取り組むことが有効です。
マテリアリティを特定するには、社内の視点(企業経営から見た重要性)だけでなく、社外の視点(ステークホルダーにとっての重要性)の両面から評価・検討することが必要です。また、重要課題を特定した後の取り組みを確かなものとするには、重要課題の検討段階から関係部門の協力を得るとともに、特定プロジェクトの節目ごとに経営層の承認をいただきながら進める必要があります。
ここでは、クライアント様からの要望が多い、以下3つのアプローチそれぞれについて、プロジェクトの流れをご説明します。
(1)経営(事業)の中にサステナビリティ視点を入れ込むことを目指したマテリアリティを特定したい
プロジェクトの流れ
標準期間:4~5ヶ月
(2)GRIスタンダード対応に向けてマテリアリティを特定したい
プロジェクトの流れ
標準期間:3~4ヶ月
(3)自社の既存マテリアリティを、昨今の動向を踏まえて検証・更新したい
プロジェクトの流れ
標準期間:2~3ヶ月
コンサルティング実績
- 大手小売グループ、大手ガス会社、大手住宅メーカー、大手食品メーカー、ほか多数の企業を支援